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  • 2010.06.15 Tuesday
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足利事件再審 判決要旨(2)(産経新聞)

 イ 菅家氏の自白について

 菅家氏が、本件で取り調べを受けた当日に自白し、それ以降捜査段階において一貫して自白を維持していたこと、公判廷において、被害者を誘い出した目的などについて、捜査段階と一部異なる内容の供述をすることもありながら公判の最終段階に至るまで自白自体は維持していたこと、捜査官の強制や誘導などが行われたことをうかがわせる事情はないこと、弁護人に対してもほぼ一貫して事実を認めていたこと、自白内容自体についても自然で信用性に疑問を差し挟む事情が認められないことなどの事情から、菅家氏の自白は信用できる。

 (3)菅家氏は、1審判決を不服として、平成5年7月8日、東京高等裁判所に控訴の申し立てをしたが、平成8年5月9日に宣告された控訴審判決についても、1審判決とほど同様の認定がなされた。すなわち、まず、本件DNA型鑑定の証拠能力については、本件DNA型鑑定は、科学理論的、経験的な根拠を持っており、より優れたものが今後開発される余地はあるにしても、その手段、方法は、確立された、一定の信頼性のある、妥当なものと認められ、専門的知識と経験ある練達の技官によって行われたものであるから、証拠能力は認められる。また、本件DNA型鑑定の信用性については、123マーカーの型判定用指標としての適格性に問題が生じているとの主張に対し、後にMCT118法でDNA型鑑定を行う際、123マーカーではなくアレリック・マーカーが使用されることになったが、両者は相互対応が可能であり、123マーカーで判定された型番号自体がそのままMCT118部位の塩基配列の反復回数を示すものではないとしても、型判定作業が同一条件下で行われる限りなお異同識別に十分有効であるなどとして、その信用性は認められるとした。

 また、菅家氏の自白については、取り調べの当初、菅家氏が主張するような、菅家氏を小突くなどの言動が警察官にあったとしても、菅家氏の自白前後の様子や自白内容などに照らして任意性に影響する事情ではないとした上で、菅家氏自身、1審および控訴審の各公判廷において、捜査官の取り調べの際に誘導されたり、供述を押しつけられたりしたことはない旨述べていることなどを総合的に考慮し、取り調べに際し、捜査官が菅家氏に対して殊更誘導、強制を加えた事実は認められず、菅家氏の自白に任意性は認められるとした。また、信用性の点についても、内容の合理性や客観的事実との整合性、自白内容の変遷などに詳細な検討を加えた上で、菅家氏の自白は信用できるとした。

 (4)菅家氏は、平成8年5月9日、控訴審判決を不服として上告申し立てをしたが、最高裁判所は、平成12年7月17日、弁護人らの上告趣意はいずれも上告理由に当たらないとした上で、職権で、菅家氏が犯人であるとした原判決に、事実誤認、法令違反があるとは認められないとし、なお書において、要旨次のとおりの判断を示して、上告を棄却する決定をした。

 「本件で証拠の一つとして採用されたいわゆるMCT118DNA型鑑定は、その科学的原理が理論的正確性を有し、具体的な実施の方法も、その技術を習得した者により、科学的に信頼される方法で行われたと認められる。したがって、右鑑定の証拠価値ついては、その後の科学技術の発展により新たに解明された事項なども加味して慎重に検討されるべきであるが、なお、これを証拠として用いることが許されるとした原判断は相当である。」

 その後同決定に対する異議申し立ても棄却され、菅家氏を無期懲役とした1審判決が確定した。


3 再審開始決定の経緯

 (1)菅家氏は、平成14年12月25日、新たに行った菅家氏の毛髪のDNA型鑑定の結果と本件DNA型鑑定の結果とが異なる旨の検査報告書や、菅家氏の自白内容が客観的な被害者の死体所見と矛盾する旨の鑑定書など、菅家氏に対して無罪を言い渡すべき明らかな証拠をあらたに発見したとして、宇都宮地方裁判所に対して再審請求を行った。しかし、同裁判所は、平成20年2月13日、これらの証拠はいずれも菅家氏に対して無罪を言い渡すべきことが明らかな証拠には該当しないとして、前記再審請求を棄却する旨の決定をした。

 (2)菅家氏は、平成20年2月18日、この決定を不服として、東京高等裁判所に即時抗告の申し立てをした。同裁判所は、同年12月24日、前記検査報告書などの新証拠の内容、本件の証拠構造における本件DNA鑑定の重要性およびDNA型鑑定に関する著しい理論と技術の進展の状況などにかんがみ、菅家氏および本件半袖下着についてDNA型の再鑑定を行う旨の決定をした。具体的には、大阪医科大学教授鈴木廣一および筑波大学教授本田克也を鑑定人に命じ、本件半袖下着に付着していた体液と菅家氏から採取した血液などの各DNA型を明らかにして、それらが同一人に由来するか否かを判定させた。その結果、菅家氏のDNAの型と、本件半袖下着から検出された男性のDNAの型が一致しないことが判明した。そして、東京高等裁判所は、確定審の1審判決および控訴審判決が菅家氏を本件の犯人であると認定した根拠は、(1)前記各DNA型が一致したことと、(2)菅家氏の1審公判廷および捜査段階における自白供述が信用できることに集約でき、確定審判決が挙げるそれ以外の根拠は、菅家氏が本件の犯人であることと矛盾しないという証明力を持つに過ぎないとした上、鑑定により新たに判明した、DNA型が一致しないという前記事実からして、菅家氏が本件犯人ではない可能性が高いばかりか、菅家氏が有罪とされた根拠の一つである菅家氏の自白の信用性にも疑問を抱かせるに十分であり、結局、菅家氏が犯人であると認めるには合理的な疑いが生じているとして、平成21年6月23日、原決定を取り消した上、本件について再審を開始する旨の決定をした。

 以上のとおり、本件では、(1)DNA型鑑定、(2)菅家氏の自白の2つの証拠を重要な証拠として、菅家氏が犯人であると認定されたものであるから、以下、これらの証拠との関係で新証拠を踏まえて順に検討する。


第2DNA型鑑定について

1鈴木鑑定

 (1)鑑定の経過および結果

 前記のとおり、再審請求抗告審において、東京高等裁判所から鑑定人に命じられた鈴木教授は、平成21年1月23日から同年5月6日まで、本件半袖下着のうち、当時のDNA型鑑定の際に切り取られている数カ所の中心点をつないで左右に切り分けた形でこれを二分したものの一片について、これに付着する体液と菅家氏から採取した血液などの各DNA型の鑑定を行った。

 鈴木教授は、(1)多型性の程度、(2)検査の精度、(3)検査するDNA型の数、(4)総合的識別精度、(5)検査技術の水準、(6)検査時間、(7)検査コストなどを総合的に考えて作られた検査試薬と解析装置が、「商品」として世界中でほぼ独占的に販売され、「標準化」されていることを理由に、本件における鑑定の目的を達するのに現時点で最適な検査方法として、DNA型のうち、4個の塩基が単位となって反復しており、MCT118部位に比べ、その反復単位である塩基個数が短い、STRの検査を行った。具体的には、鑑定試料から抽出したDNAを市販の検査キット(Identifiler,MiniFiler,Yfiler,PowerPlexSE33)を使用してPCR増幅し、これをキャピラリー電気泳動法を用い、複数のSTRを自動化された解析装置で検査して型解析を行う方法で進められた。

 その結果、常染色体上の16個のSTRで14個の型が異なり、Y染色体上の16個のSTRで12個の型が異なっており、両試料はともに男性のものであるが、同一の男性には由来しないと判断された。

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 吉野川・第十堰(ぜき)の可動堰化計画について、国が「白紙」としたままになっている問題で、地元住民団体メンバーらが23日、前原国土交通相を訪ねて第十堰の保全などを要望。

 メンバーは同省で記者会見し、「大臣は『(可動堰化は)選択肢にない』と中止を明言した。住民投票から10年。これで可動堰化は完全になくなった」と笑顔で報告。「今後は堰をどう保全するかだ」と、新たな課題に取り組む意欲を見せた。

 同問題は、国の可動堰化計画が2000年1月、徳島市の住民投票で反対多数となり、「白紙」とされたが、国交省は05年、吉野川河川整備基本方針などで可動堰化の可能性を否定せず、現在の堰をどうするか、宙に浮いた状態が続いた。今年1月には仙谷国家戦略相が、「(可動堰化は)ありえない」と復活を否定した。

 前原国交相に要望したのは、住民投票から10年を記念したシンポジウムを開いたNPO法人「吉野川シンポジウム実行委会」の姫野雅義代表世話人ら住民団体のメンバー9人。この日、東京都の中央合同庁舎で非公開で面会。▽第十堰の保全存続▽保全に向けた住民参加型の検討委員会の設置――などを求めた。

 メンバーらは会見で、「前原国交相は何度も『(可動堰化は)ありえない』と言い、『保全に向けた調査を行う』との発言もあった。中止になったと受け止めた」と晴れ晴れとした表情で報告した。

 姫野代表世話人は「ここまでずいぶん長かった。国が決めたことに10何年も反対し続け、ようやく国に届いた。市民も吉野川が身近で大事という感覚になった。決して無駄じゃなかった」と喜んだ。第十堰の近くに住むNPO法人「吉野川みんなの会」理事の山下信良さんは「前原大臣は『住民の方と思いは一緒です』と何度も口にした」と満足そうに話した。

 姫野代表世話人は、前原国交相が、保全を前提に、治水面での科学的データが不十分だとして今後調査を行うことや、住民参加で情報を公開する検討委設置に前向きだったとも報告。「住民がかかわっていく、全国のモデルケースにできれば。どんどん提言したい」と期待していた。

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 人気グループ「EXILE」が所属する芸能事務所「LDH」(東京都目黒区)が東京国税局の税務調査を受け、2009年3月期までの2年間で1億円以上の所得隠しを指摘されたことが24日、分かった。すでに修正申告しているとみられる。
 関係者や民間信用調査会社によると、LDHは08年3月期の売り上げが前期比の4倍以上となる76億円に急増したが、経理処理にミスがあり、1億円以上については悪質な仮装・隠ぺいがあったと認定されたとみられる。 

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市橋被告への支援金100万円突破 「適正な裁判受けさせるため」恩師が募集(J-CASTニュース)

 英国人女性リンゼイさん殺害などの容疑で起訴された市橋達也被告(31)への支援金が目標の100万円を突破した。市橋被告の大学時代の恩師で、東京農業大学の本山直樹客員教授(千葉大名誉教授)が自身のブログで募集を告知してからわずか24日での目標達成だった。

 一部メディアは、市橋被告のファンが支援した、などと騒いだが、本山教授は「支援者を傷つける報道になっている」と怒りを露わにしている。

 市橋容疑者が2009年11月に逮捕され、写真が公開されると、その風貌が水嶋ヒロに似ている、ジューニー・ディップのようだなどと話題になり、「ファンクラブ」が結成された。SNS「ミクシィ」にも、市橋容疑者を応援するようなコミュがいくつもできた。

■振込額は1人あたり1000円から多い人は10万円

 一方、本山教授がブログで「市橋達也君の適正な裁判を支援する会」を立ち上げ、支援金の振り込みを呼び掛けたのが2010年2月20日。3月15日のブログで、3月13日までの支援金総額は1,020,688円で、当初の目標だった100万円を突破した、と報告した。振り込んでくれたのは58人。振込額は1人あたり1000円から、多い人は10万円もあった。

 本山教授と市橋被告は、千葉大の空手同好会で共に汗を流した仲だ。事件が起きると、ほとんどの千葉大関係者は口を閉じ、何も話さなかったが、本山教授だけはメディアの前で取材に応じた。逃亡していることがわかると、追い込まれ自殺することを止めようと、ブログで「すみやかに自首するように」と呼び掛けた。

  「母親が生まれた自分の子供を愛するように、教師にとって自分の生徒はかわいいもの。大学を卒業しても師弟関係は不動。生徒の将来をずっと見守り、指導していくのは教師の当然の務めです。もし間違いを起こした場合、生徒は裁かれ罪を償うのは当然ですが、市橋君の場合、どんな罪を犯したのかまだ明らかになっていない。明らかにするためには『適正な裁判』が必要で、全てが明らかになった後、市橋君には相当な罪を償って欲しい」

支援する会を設立した理由を本山教授はこう語った。

 菅野泰弁護士など弁護士6人が無償で市橋被告の弁護を請け負ったことが発端。食事を取らず餓死を選ぼうとしたのを思い留まらせたのもこの弁護団だったという。市橋被告と弁護団は次第に信頼関係を築いていく。罪状が死体遺棄から強姦致死、殺人と変わった。弁護団が無償で自分の弁護を続けるのが難しいと感じた市橋被告は、「自分を見捨てないで欲しい」と涙ながらに懇願。引き続き弁護していくことが決まった。

■「適正な裁判を受けられるように」と支援金振り込む

 本山教授も教え子のために何かできないかと考えた。

  「信頼関係が築けた弁護士と市橋君にとって、一緒に裁判に臨むことがベストなわけです。別の国選弁護士がついたとしたら、準備万端の検察と相対し『適正な裁判』ができないかもしれない。だから私は裁判費用に使っていただこうと支援金をみなさんに呼び掛けたんです」

と打ち明ける。

 まず自身のブログで告知し、次にメディアに取り上げてもらおうと考えたが、ブログで書いたとたんに支援金の申し込みが来た。目標は100万円。初めは半信半疑だったが、1ヵ月足らずで100万円を突破した。支援金を出しているのは女性が圧倒的に多く、特に子供を持っている女性だという。

 「イッチーギャル」「市橋ガールズ」と呼ばれる、興味本位から「ファン」になった女性ではなく、あくまで人道的見地に立っての支援をする人だ。夕刊紙などが、支援しているのはこうしたミーハー的なファンだ、と報じた際に、支援者から本山教授のもとに、「支援活動を貶めるだけでなく、支援者に対する侮辱だ」という便りが多数来たという。支援活動の解釈と支援者の位置づけについて、全く事実を理解しない間違った記事だった、と教授はいう。

  「市橋君にも人権があり、あの異常な報道ぶりを見て、なんとか適正な裁判を受けられるようにしてほしい。これが支援金を振り込む動機になっている、というのが真実なんです」

 元の教え子のために頑張っている教授の姿に感銘して振り込む人もいるのだという。支援金は10年3月19日に弁護団に渡すことになっていて、支援金の募集は裁判が終わるまで続けていく。


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(4)通行人を次々に襲った男は“狙い”を定めた…弁護人が詳細に質問(産経新聞)

【法廷ライブ 秋葉原殺傷 第6回公判】(4)

 《東京・秋葉原の交差点で3人が襲われた場面について証言してきた目撃者。遮蔽(しゃへい)板の向こう側で、か細い声で、事件で感じた気持ちを吐露している。加藤智大(ともひろ)被告(27)は前を見つめたまま動かない》

 検察官「事件についてのニュースを見ましたか」

 証人「はい、事件直後に自分の部屋で見ました」

 検察官「どんな気持ちになりましたか」

 証人「関係ない人を巻き込んだので、悲しい気持ちになりました」

 検察官「悲しい気持ちになってあなたはどうなりましたか」

 証人「自然に涙が出てきました」

 検察官「事件を目撃した後、気持ちに変化はありましたか」

 証人「はい。外で遊んでいる子供たちの歓声が聞こえると、それだけで心配になってきます」

 検察官「子供たちの声がどう思えて心配なのですか」

 証人「大人が入って乱暴をしているのではないかと思ってしまいます」

 《次に検察官は、裁判官らの手元モニターに現場の写真を映し出した。3人の被害者が写っているかを確認するようだ。法廷内の大型モニターには映らない》

 検察官「この写真の男性は、あなたが目撃した人と比べどうですか」

 証人「同じです」

 検察官「この写真の中央下の白っぽい服を着た女性は、あなたの証言した白いワンピースを着た人と比べてどうですか」

 証人「同じです」

 《ほかにも数枚の写真を示された目撃者の証人は、写真に写っているのが被害者の男性2人、女性1人であることを確認した。「私からの質問は以上です」。検察官は質問の終了を宣言。弁護側の質問に移る。女性の弁護人が質問に立った》

 弁護人「弁護人から質問します。あなたの証言されたトラックの揺れは蛇行するような感じでしたか、グラグラするという感じでしたか」

 証人「蛇行するような感じでした」

 弁護人「あなたの前を通り過ぎ、止まったトラックはどのように止まりましたか」

 証人「少し斜めに、少し減速しながら止まりました」

 《秋葉原の交差点に突っ込んだトラックが「左右に揺れながら走っていた」と証言した目撃者に、弁護人は細かく、その様子を確認していく》

 弁護人「トラックが止まって車内から男が出てくるまではどのくらいの時間がかかりましたか」

 証人「3〜5秒だったと思います」

 弁護人「止まってすぐという感じですか」

 証人「はい」

 弁護人「トラックから降りてきた男は、最初の(被害者の)男性に目標を定めて向かっていくという感じでしたか、それとも行った先に男性がいたという感じですか」

 証人「目標を定めていたかどうかは分かりません」

 弁護人「トラックから降りた男はどのような表情をしていましたか」

 証人「無表情に近かったです」

 弁護人「何か声を出していましたか」

 証人「出していませんでした」

 弁護人「男は小走りに走っていたということですが、被害者男性に右手を押し当てた時には止まっていましたか、走っていましたか」

 証人「走っていたままの状態でした」

 《弁護人はトラックから降りてきた男が、どのように被害者を襲ったのか、より細かく明らかにしようとしているようだ》

 弁護人「その後、(次の被害者の)白いワンピースを着た女性のところに行く間に男は声を発していましたか」

 証人「出していませんでした」

 弁護人「女性と男は向かい合うような格好になったとのことですが、男は立ち止まりましたか」

 証人「立ち止まっていませんでした」

 弁護人「ずっと走った状態でしたか」

 証人「はい」

 弁護人「女性に狙いを定めるような感じでしたか」

 証人「ぶつかるような感じでした」

 弁護人「女性から(次の被害者の)男性の方へ向かう時の男の様子、表情は見えましたか」

 証人「近づくときはほとんど無表情でした」

 弁護人「何か声を出していましたか」

 証人「出していませんでした」

 弁護人「男はまっすぐ走っていましたか、ふらふらしていましたか」

 証人「まっすぐ走っていました」

 弁護人「男性の背中に男が何かを押し当てたように見えたとき、男は背中を狙っていましたか」

 証人「たぶん狙いを定めたのだと思います。狙いを定めて押し当てたように見えました」

 弁護人「男が奇声を発したのは押し当てた後ですか」

 証人「はい」

 弁護人「どのくらいの声の大きさでしたか」

 証人「どのくらいって…。けっこう大きな声で『ウオー』というような声でした」

 《弁護人が質問を終えた。証人は消え入りそうな声ながら、細かく現場の様子を証言した。加藤被告は、時折、顔をかいたりする以外はほとんど動きがない。ここで男性弁護人が立ち上がった。秋葉原の交差点でトラックから降りて、3人を襲った男の行動について、補足で質問をする》

 弁護人「トラックから降りてきた男性が被害者3人にぶつかったのを見たということですが、男性は途中で立ち止まることはありましたか」

 証人「ありません」

 弁護人「男性は後ろを振り返ったり、気にしたりするようなことはありましたか」

 証人「ありませんでした」

 《弁護側は質問を終えた。村山浩昭裁判長は休廷を告げた》

 =(5)に続く

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 川上さんは77年に外務省入省。国連カンボジア先遣隊ミッション、同アフガニスタン支援ミッションといった日本の国連平和維持活動(PKO)に派遣されるなど、長年、平和構築の実現に尽力してきた。08年9月、潘基文(バンギムン)事務総長の指名で東ティモールに着任し、治安改革や司法部門の強化支援などの陣頭指揮にあたっていた。【中澤雄大】

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 8日午前1時ごろ、大津市におの浜の滋賀リビング新聞社が入るビルから出火したと警備会社から110番があった。鉄筋コンクリート3階建てビルのうち、同社事務所がある1階部分約520平方メートルを焼いた。けが人はなかった。
 滋賀県警大津署が詳しい出火原因を調べている。
 同社のホームページによると、地域の生活情報を扱うフリーペーパー「リビング滋賀」を発行しており、発行部数は約14万3000部。 

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 7日午前10時半ごろ、沖縄県石垣市宮良(みやら)沖で、ダイビング船が「女性がおぼれて心肺停止状態になった」と石垣海上保安部に通報した。女性は東京都江戸川区東小松川、看護師、藤代雅江さん(39)で、市内の病院へ運ばれたが、約1時間後に死亡が確認された。

 海上保安部によると、藤代さんを含む4人の客とインストラクター2人がダイビングをしていたという。

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社民、シュワブ陸上部隊の同時移設も提示へ(産経新聞)
北教組事件 小林氏進退は道連に一任 小沢氏(毎日新聞)
3閣僚遅刻「けしからん」=鳩山首相(時事通信)

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